北海道は流氷観光の季節になりましたね。
ところで流氷が季語だと知っていましたか?私は流氷がいつの季語かと聞かれてひっかけだとは思いつつも「冬?」と答えて間違えてしまいました(^^;
それでは秋?それは違いますよね。答えは「春」の季語でした。流氷があらわす季節は春です。
なぜ流氷は春の季語?
流氷というと今の時期1月下旬から3月上旬くらいまでは北海道で見れるかもしれませんね。
以前根室を担当していた頃に流氷をみかけて、根室の方まで流氷が来るということを初めて知りましたが、根室で見たときは2月後半か3月くらいだったような気がします。
今年は1月28日に網走で流氷初日になっていたのでゆっくりゆっくりと流れて根室に到着していたのでしょう。ちなみに根室市のホームページによると2018年の流氷初日は2月19日だったようです。
3月中まで流氷がみれるとすると春でもそれほどおかしくはないのか?気象庁の用語解説によると春とは「3月から5月までの期間」と定義されています。それで流氷が春の季語である理由は解決でしょうか?(笑)
季語とは?と調べ始めるともうよくわからなくてギブアップです(^-^;
あと一つ考えたのですが季語が私たちの認識とずれていると感じることは他にもありますよね。
例えば「七夕」は秋の季語ですよね。7月7日が秋かーという感じですよね(笑)
このずれは旧暦だからですよね。旧暦の7月7日が七夕で、旧暦では7月、8、月9月を「秋」としていたんですよね。
そして旧暦で「春」というのは1月、2月、3月でした。
旧暦の日付は新暦の日付と比べると1か月くらい遅れているといわれていますから現在の2月は旧暦では1月くらい、現在の3月は旧暦では2月くらい
とすると、ちょうど流氷の時期は「春」ではないですか!
そもそもいつから流氷が季語になったのでしょうか?北海道で想像する流氷と季語の流氷とは違うのでしょうか?
日常生活とかけ離れていてわからなことばかりです。あまり季語に理由なんて考えてはいけないのでしょうか(^^;
私が考えられるのはこの2つくらいでした。答えを知っている人いたら教えてもらいたいです(^^ゞ
流氷の見頃は場所によって違います
流氷は海を流れていくので見頃は場所によって違いますね。根室は流氷接岸しない年もあり、2018年は流氷接岸していません。また接岸してもすぐに離れてしまう場合もあります。
2019年の紋別の流氷接岸初日は2月12日、網走の流氷接岸初日1月29日、根室の流氷接岸初日は3月15日でした。
北海道の流氷観光のシーズンは2つの地域で観光砕氷船を運行
話はかわって流氷観光のお話を少し。流氷が来ると基本的に船は運行できなくなってしまいますが、北海道には観光用の砕氷船があります。
紋別の「ガリンコ号II」と網走の「おーろら」「おーろらII」です。
このうちガリンコ号の初代は以前の記事で写真を掲載しました(参考記事:北海道沿岸一周ドライブ旅行になるか?雄武町から北見市へドライブ到達)。
↑初代ガリンコ号(紋別海洋公園展示)
私はガリンコ号には乗ったことがないのですが、網走の「おーろら」には乗船したことがあります。
砕氷船に乗船して普段は進めない氷の海を進むのはなかなかの迫力です。当たり前ですが本当に氷を破壊して進みます。
北海道の流氷接岸時期にこの2つの地域でしか体験できないアクティビティなので機会があればぜひ体験してください。
⇓こちらのサイトでは北海道の様々なアクティビティを検索できますよ!割引イベントもあります。
【アクティビティジャパン】遊び・体験・レジャーの予約サイト
流氷話題で思い出したので話は変わって食べ物の話題ですが、オホーツク海の流氷明けの毛ガニが一番おいしいという人もいます。
流氷の下でたくさんのプランクトンを食べて美味しい蟹になっているからだそうです。
北海道の毛ガニは流氷明けもピークですね!
カニ料理好きの人はこれから流氷がなくなる3月くらいにオホーツク海で獲れる毛ガニは要チェックです(^^)
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最後に
日本で現在の太陽暦が採用されたのは明治5年(1872年)です。札幌市時計台が北海道で重要な役割を担っていたという1つの理由でもあります。(関連記事:なぜ有名?札幌市時計台は札幌市民が歴史を学べる観光スポット・毎月16日に札幌市民入館料が無料になりました)
この時に日本は大きな変化が起きていて現代人にはわかりにくこともありますね。
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