北海道から北東北にかけて縄文遺跡が点在しています。

これらの遺跡群は北海道・北東北縄文遺跡群と呼ばれていて、平成30年度の世界文化遺産推薦候補に選定されました。

最終的には平成30年度の世界文化遺産への推薦は見送られましたが、今後も推薦候補選定に向けて取り組みが続くと思います。

この北海道・北東北縄文遺跡群に含まれる遺跡が千歳市にあります。(ちなみに先日訪問して見学できなかった道の駅「縄文ロマン 南かやべ」の空中土偶も含まれます。参考記事:北海道沿岸秋の寄り道ドライブの旅・すっかりグルメ旅行コース?景色も楽しんでます~森町から函館市~

今回はこの遺跡とその資料が展示されている千歳市埋蔵文化財センターを見学していきました。

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千歳にあるキウス周堤墓群の情報を求めて千歳市埋蔵文化財センターへ

以前、車で国道337号を走っている時に「キウス周堤墓群」の案内板を見つけて気になって駐車場まで入ったのですが、その後場所がわからずにすぐに立ち去ったことがありました。

そこで今回は「キウス周堤墓群」に関しての資料がある千歳市埋蔵文化財センターで情報収集をしてから「キウス周堤墓群」に向かうことにしました。

上の写真は千歳市埋蔵文化財センターの入口です。

駐車場がどこなのかよくわからなかったのですが、目の前の空き地に数台の車が停められていたので同じようにして停めて中に入りました。

千歳市埋蔵文化財センターアクセス情報

開室日 月曜日~金曜日、毎月第2日曜日

見学可能時間 午前9時から午後5時

見学料 無料

駐車場 あり(無料)

千歳市埋蔵文化財センター内を見学

入口を入るとすぐにこのようなモニュメントが(笑)

 

建物に入ったら見学したい旨を伝えて入館手続きをします。見学は無料です。

簡単にどこから来たのかと、何歳代なのかを記入してパンフレットを受け取って入館手続きを済ませて展示室に入ります。

 

↑中に入ると5ブロックほどの見やすい展示室になっています。

ここで千歳市や縄文時代についての説明資料や実際に発掘された土器などを見ながらこれまでの歴史を学ぶことができます。

 

「キウス周堤墓群」が建造された縄文時代後期は約3200年前にあたり、縄文時代の期間自体ははっきりとしたことはわかっていませんが1万年前後は続いていたようです。

もう数字が凄すぎて想像ができないですよね。

そんな時代でも人間がいて生活をして今で考えるとちょっと不思議な形のものや、今にも通じる形の土器を作っていて、それを今この目で見ることができるというのは個人的にはとても感動します。

今自分たちが存在してる歴史を知る貴重な資料なのでこれからも後世に残して伝えていって欲しいと思います。

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千歳市埋蔵文化財センターからキウス周堤墓群へ

40分ほど千歳市埋蔵文化財センターを見学をして情報収集をしてからキウス周堤墓群へ向かいます。

キウス周堤墓群アクセス情報

 

縄文時代に詳しい方は必要ないとは思いますが、そうでない人はやはり千歳市埋蔵文化財センターを見学してからキウス周堤墓群を見学した方がこの遺跡の意味がよくわかると思います。先に千歳市埋蔵文化財センターを見学するのがおすすめです。ただし土日祝日は基本的には休館日で第2日曜日の9:00~17:00だけしか開いていませんあとは平日のみです。距離は7キロくらいなので車で10分前後です。

ちなみに「キウス周堤墓群」は新千歳空港から12キロほどの距離にあります。

キウス周堤墓群の駐車場入口案内は国道337号沿いで気付きやすいと思いますが、入口が狭くて一瞬で通り過ぎてしまうので注意が必要です。

千歳市教育委員会埋蔵文化財センターの方に教えて頂いたのですが、以前は駐車場から遺跡に入る道に案内などが置かれていたのですが、11月には撤去しているそうです。

確かにこの寒い季節は見学するのはちょっと厳しいかなと思います。暖かい時期に行く方が良いかもしれませんね。

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国指定史跡キウス周堤墓群の地形写真

キウス周堤墓群で写真を撮ってみましたがちょっとこの写真ではわかりにくいかもしれません。

周堤墓というのは集団墓です。キウス周堤墓群には8基の周堤墓を含む一帯が国の史跡として指定されています。

地面を円形状に掘り出して掘り出した土が円周に積み上げられています。

クレーターのような形というとわかりやすいでしょうか。

左の写真は第2号周堤墓で隣の道路は国道337号ですが、この周堤墓は外径が75メートルで内径が32メートル、くぼみの深さは5.4メートルで周堤の幅は21.5にもなります。

パノラマでつなぎ合わせた写真でもないと実際の状況はあまり伝わらないですね。

高い所から広くみた方がよくわかるのだと思います。

足元がぬかるんでいてとても歩きにくく、そしてとても寒かったのでこの日はあまり周辺を歩き回ってはいませんがある程度どういうものがあったのかということは感じ取ることができました。

 

千歳市埋蔵文化財センターとキウス周堤墓群見学のまとめ

土器のようなものしかなかった時代に死者を埋葬するためにこのような建造物が造られていたということですね。

そしてこの当時から続く墓地というものが3000年以上経った今でも存在しているということを考えると人間の精神的な部分は昔も変わらずあったんだなとか、変わらず受け継がれているのかな、など色々と考えがふくらんで不思議な気持ちになります。

このブログでは時折触れていますが、過去があって現在が存在するわですよね。そして現在が未来をつくる。その中に自分もいる。うーん深い(^^;

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