北広島市に入るときにカントリーサインがなぜクラーク博士なのだろう?と思っていました。
あまり知識がなくても札幌農学校とは関わりは知っているので札幌のカントリーサインになっているならまだわかります。しかし札幌市のカントリーサインは時計台です。
なぜ北広島市のカントリーサインがクラーク博士なのか?北広島とクラーク博士の関係を調べてみました。
有名な「少年よ、大志を抱け(Boys, be ambitious)」はどこで発せられた言葉か?
クラーク博士の「少年よ、大志を抱け」という言葉がどこで発せられたのか?
私はあまり気にしたことはなかったです(笑)
実はこの「少年よ、大志を抱け」という言葉は現在は国指定史跡となっている旧島松駅逓所(交通補助機関)で発せられたものです。見送りに来た学生たちに向けて発せられた言葉です。
雪が積もっていてわかりにくいですが、上の写真の場所です。
4月28日から11月3日まで開館で今の時期は開館していませんので現在は写真のように雪が積もっています。
(後日開館時期に行って旧島松駅逓所の中を見学しました⇒「少年よ大志を抱け」の場所に行ってみたらそこは…)
この旧島松駅逓所の住所は北海道北広島市島松1番地1です。
そうなんです。
クラーク博士が学生に向かって「少年よ、大志を抱け」と言った場所が北広島市なので北広島市のカントリーサインがクラーク博士なんですね。
北広島市とクラーク博士とはそういう関係があったのです。
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北海道北広島市にあるクラークの碑
旧島松駅逓所の横にはクラーク博士記念碑が建てられています。
北広島市にもしっかりとクラーク博士関連の建造物がありますね。
旧島松駅逓所の駐車場は現在使用できませんが、こちらのクラーク記念碑の前は歩けるようになっていました。
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北海道北広島市の寒地稲作発祥の地
この場所には寒地稲作発祥の地の碑もあります。
中山久蔵という人物が初めて寒地稲作を成功させた場所として寒地稲作発祥の地となっています。
それまで道南以外では稲作をできないといわれていた中、中山久蔵が稲作に成功し、その種もみ(米の種)が無償で配付されて北海道各地に稲作が広まっていったようです。
中山久蔵の自宅は旧松島駅逓所でもあり、この場所でクラーク博士の「少年よ、大志を抱け」のエピソードがうまれました。
こうやって当時のことを知っていくとクラーク博士と北広島市との関連がわかってきますね。
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旧島松駅逓所
開館期間:4月28日~11月4日
開館時間:10時~17時
休館日:月曜日、月曜日が祝日の場合は直後の平日が休館
入場料:大人200円、小・中学生100円
駐車場 無料
まとめ
日本には8か月しかいなかったクラーク博士ですがクラーク博士の一番有名な言葉は北広島市でうまれたものでした。
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