移住をする理由には、仕事上必要であった場合と、自ら希望する場合とあると思いますが、今回は自ら希望する場合を想定しています。

現在、北海道内で移住者向けのパンフレットを作成している町はたくさんあると思います。

いくつかのパンフレットをみて感じることがあったので書いておきたいと思います。

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町の概要の説明パンフレットが多い

移住希望者向けパンフレットを見ていると、他の町の方が優れているものも含めて町の情報を総合的に掲載しているパンフレットがあります。(ほとんど?)

大きな病院があるとか大きいスーパーがあるとかそういう内容なんです。見ていて感じるんですが、これって移住したい町を決めた後にみるところではないでしょうか?

大きい病院があって大きいスーパーがある町に住みたいだけなら、東京に住めばいいじゃないですか。

北海道希望なら札幌に住めばいいじゃないですか。

 

それなのになぜわざわざ違う町を調べるのか?

それは東京にも札幌にもない別なものを求めているからですよね?

 

まず自分の興味を引く魅力を持っている町を見つける。

その後、生活環境が自分の妥協できるレベルなのかを確認するために概要を調べる。

そのような流れなのではないかと思うんですよね。

そう考えると、概要の説明の前にもっと書くべきことがあるように思います。

 

どんな満足を得られる町なのかを提示すべきでは?

大きい病院も大きいスーパーもあるという、恵まれている町も存在するでしょう。

そういう町はそれをアピールしたいのもわかります。北海道内にはそうでない町も多いですからね。でもそこの勝負だけなら札幌に負けていると思います。

日本全国がライバルなのに同じ北海道内でも負けていることをアピールしても意味がないのでは?と思ってしまいます。

 

他の町にもあるようなことを紹介する前に、町の魅力を知ってもらうこと、選んでもらう価値があるということを伝えることが必要なのではないでしょうか?

 

同じ町なんて2つとありません。現代は価値観も多様化していて人の興味・関心事も様々です。

まずは自分の町にしかない魅力をしっかり伝えること。どういう町なのかを伝えること。そういう町だからこそ得られる満足があることを伝えること。

それに共感してくれる人は町に興味を持ってくれるのではないかと思うんです。

 

誰でも来てくださいなんていう必要はありません。そんな風にして移住者を集めたところで「こんなはずじゃなかった。騙された」といって移住したことを後悔する人、去っていく人が増えるだけです。

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移住者への配慮なし?自分のことだけしか考えていないのではないですか?

「他の町より優れた魅力なんてこの町にはない」と思っている町もあるのかもしれません。

もしそう考えるのであれば、移住者を集めようと思うのはやめて欲しいです。

 

魅力がない町だとわかっていて「来てください」というんですか?

そう言いたくなります。(そういう自分勝手な考えなら今いる住民にも冷たい態度なのでは?とも思います…)

 

要するに人口が減って人手不足で仕事がまわらないから移住者を集めたいだけ。税収が減ると行政サービスが低下するから移住者を集めたいだけ。

それって町の都合だけですよね?

移住者のことなんか何も考えていない。

 

これは私の個人的意見ですが、概要だけのパンフレットを見るとそう感じてしまうんですよね。

少し話が飛躍しすぎたとも思うのですが、移住した後はフォローなしという現状があることも知っているだけに無責任さを感じてしまうのです…。

町の魅力がないのはやる気がないだけ?

ちなみに付け加えると、私は魅力が何もない町なんてありえないと思っています。

魅力は何もないと思う町がもしあるのなら、一度、今いる住民の方々で移住者が町に来て困ることがないように本気でサポートするような仕組みを作り上げてみたらどうでしょうか?

そんな町は北海道に現在存在しないと思うので、それだけでも移住者希望者から注目されるはずですし、おそらくそれは移住希望者の多くが望んでいることで、ニーズにかなっているでしょう。

そんなことができる土壌がある町だったということはその町の魅力でもあります。

 

要するにやろうと思えば町の魅力なんて作り出せるのではないかと思うのです。

だから、自分の町に魅力がないというのは、「本気で移住者を増やそうという気がないだけ」、「そこまでする必要性を感じていない」、「やる気がない」、ただこういうことなのではないかと思います。

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町独自の魅力を語り、助っ人を集めれば町の活性化につながりませんか?

その町にしかない魅力を語り、それに共感した人が移住してくれる。

数としては、ほとんどいないかもしれません。

 

数少ない移住者かもしれませんが、町の魅力に共感して移住してくれたのであればその人は町を愛する強力な助っ人になってもらえる可能性もあるのではないでしょうか。

自分が選んだ町がなくなって欲しいなんて思う人がいるはずがありません。きっと協力してくれますよね。

 

数は少なくてもそういう強力な助っ人が来てくれたとしたら町にとってプラスになるのではないでしょうか。それは元々その町に住んでいた人たちにとってもプラスになることだと思います。

町を思う様々な人たちが集まれば、観光や、移住だけではない人口増加のアイデアだって生まれるかもしれません。

地道な取組みだとは思いますが、ただ指をくわえて待っていたって人口が減り続けるだけしょう。個人的意見ですが、すぐにできてしかもマイナスのないことなのになぜやらないのか疑問です。

 

情報発信はパンフレットだけで行うものではありません。

ホームページやSNSを利用して総合的に行うものです。

だからパンフレットでは町の概要を掲載するという戦略をとっている町もあるのだとは思いますが、自分の町にしかない魅力を自信をもって発信することはすべきだと思います。

 

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まとめ

移住者募集パンフレットを見ていると、概要をしっかりと掲載することを重視していると思えるものがいくつかありました。

概要は確かに重要なのですが、概要の前になぜその町を選ぶ理由があるのかを提示して欲しいです。

その町だけの魅力はいったい何なのでしょうか?町の魅力を語って欲しいです。

語れないのであれば移住者を招く資格はないと思います。

町の魅力を語れないのに住んでくださいなんておかしな話ではないでしょうか?

そこには自分(町)の都合しかない。

自分のことしか考えていない町。それが町ではなくて人だったとしたら、そんな人と仲良くなりたいと思いますか?

そもそも、魅力のないこれからなくなっていくであろう町にわざわざ移住したいと思う人はいないとは思いますが…。

他の町にはない町の魅力を発信して、魅力に共感してくれた協力者を増やしていく、そして来てくれた移住者を大切にしていく。

町も移住者もお互いにプラスの関係を作れる町が増えていって欲しいと思います。

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