こんな家はだめ・北海道の住宅選び
私は10年以上前に北海道に住み始めました。
その時に北海道の仕事経験のある、かつての同級生に住宅(賃貸)選びで注意することを聞いて驚きの連続でした。
- 1階はやめろ
- 角部屋はやめろ
- 鉄筋コンクリート(鉄骨ではなく)にしろ
- 屋根のない駐車場、ロードヒーティングの入っていない駐車場はやめろ
こんなことを言われました。
全て寒さに起因するものです。
寒さ対策はしっかりしています、それでも…
1階はやめろ
これは防犯対策だけではなく、床が寒いからです。
北海道の家は窓が2重になっているところもあったり密閉されていたりで住宅の寒さ対策は本州とは違ってしっかり施されている点もあるのですが、それでもダメなものはダメなのです。
実際には2階以上に住んでいても、やっぱり床が冷たいです。1階だともっと冷たいのかもしれませんが、下の部屋が空き部屋であったり、ストーブをつけてくれないと冷たくなっています。
さらに私の部屋の場合はカーテンが床より少し上までしかないので、カーテンの下からひんやりとした空気が流れ込みそれによっても床が冷えている気がします。
もっと長いカーテンにしておけば良かったと思いますが、買い替えるまでの気も起きなくて、ただただ後悔しています。
角部屋はやめろ
これも寒いからですね。四方がより多く他の部屋で囲まれている方が寒さはやわらぎます。私の上司のマンションは暖房をつけていなくても周囲の部屋の人が暖房をつけているのでぽかぽか暖かいと言っていました。
鉄筋コンクリート(鉄骨ではなく鉄筋コンクリート)のマンションにしろ
これは同級生が一番強く言っていたことなのですが、私としては北海道に来るまで一番意味が分からなかったことです。
でも今はわかります。
私はかつて、札幌に住みながら平日は飛行機で(道内移動でも飛行機ということがあるのです)出張し、休日にまた札幌に戻ってくるという生活をしていました。
ですので4~5日間札幌の家を留守にする。その時が危険なのです。
北海道では水道の水抜きという作業があります。
これは気温が低くなったときに水道管が凍って破裂するのを防ぐために行うそうです。
普段札幌の鉄筋コンクリートのマンションに住んでいる私は水抜きという作業はほとんどしたことがないです。(年末年始で実家に帰っている間、一週間以上水抜きをしていなかったこともありますが、特に問題はありませんでした。正直水が流れっぱなしなど別なトラブルの方が起きてしまいそうで怖くて水抜きができなかったです。でも水抜きするようにマンションの設備に注意書きがあると思うので水抜きせずに何かあったら責任は取らなければいけませんね)
ですが私の同級生は木造でありながら水抜きを怠ったため、水道管が破裂してしまい下の部屋を水浸しにしてしまって大変な迷惑をかけてしまった。そのため損害賠償金を支払うことになった経験があるそうなのです。
その経験をもとに注意してくれました。
毎日家に帰って生活をしているとそれほど気にすることもないのかもしれないですがこんなことってあるんですね?関東生活しかしてこなかった私にはほんとに意味がわからなかったです。
屋根のない駐車場、ロードヒーティングの入っていない駐車場はやめろ
これは雪ですね。北海道一の豪雪地帯ではありませんが、札幌でもかなりの雪が降るときがあります。1日で50センチなんてことも、ほとんどないですがあります。
そうすると屋根のない青空駐車場だと雪をおろすのがかなり大変です。そしておろした雪がさらに邪魔になるので、ロードヒーティングの入っていないところだともう車の身動きがとれない。
私は一度、駐車場の雪を融かそうとして部屋から熱湯を持ってきてかけたことがあるのですが、凍ります(^^;
熱湯につけたタオルを雪の上に置いたことがあるのですが、すぐに凍ります(^^;
北海道は想像以上の世界です。
「ロードヒーティング」これも私にとっては北海道に来て初めてきいた言葉でした。道路が暖かくて雪を融かします。札幌駅の周辺などはこのお陰で歩行者用の通りはほとんど雪がありません。屋根もロードヒーティングも車を利用する人にはあった方がいい駐車場の設備です。
また、駐車場が決まったら次に準備すべきは「北海道仕様の車」と「絶対に滑らない靴」です。 ロードヒーティングがない駐車場からツルツルに凍った道を歩いて出勤するのは、本州の靴では本当に危険です。
北海道の過酷な冬を乗り切るための「車の選び方」については、私の失敗談も交えて以下の記事で解説しています。転勤で車を持ってくるか迷っている方は必見です。 👉「北海道転勤者必見!車の選び方と寒冷地での注意点」
さらに、車を降りた後の足元対策として、北海道の雪道で後悔しないスノーシューズの選び方を別サイトでまとめました。こちらも転勤前の準備リストとしてぜひ参考にしてください! 👉 「雪道で後悔しないスノーシューズの選び方」
ネット環境も盲点!「無料Wi-Fi物件」の落とし穴
寒さ対策や駐車場に目が行きがちですが、北海道の冬は吹雪や冷え込みで「休日も家の中に引きこもる時間」が圧倒的に長くなります。
ここで注意したいのが「インターネット無料」の物件です。休日はマンションの住人全員が家でネットを使うため、動画もまともに見られないほど通信が遅くなることがよくあります。 家の中での快適さが冬のストレスを大きく左右するため、転勤族の方は**「コンセントに挿すだけで使えるホームルーター」**を個人で持っておくのが一番確実です。これなら、数年後にまた別の土地へ転勤になっても、そのまま持って行ってすぐに使えます。(ただし、北海道の地方暮らしの場合は、電波が入らないこともあるので、注意してください!)
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ドコモ home 5Gそれでも失敗
賃貸住宅選びの時は不動産会社の方もこのようなアドバイスは色々教えてくれます。でも早く部屋を満室にしたくてこちらから尋ねなければあえては教えてくれないこともあるようです。
私はその失敗をしてしまいました。
私は北海道に来て最初に選んだ部屋は2階でした。でも部屋の一部がマンションの玄関口の位置にあったのです。
普通の人は想像できますよね?そうなのです。1階に住んでいるのとかわらない。
玄関口がとても寒くなるので、その上もとても寒いのです…。
他に見学したマンションと比べてデザインの良いマンションだったので私はそれだけで満足してしまいました。会社から与えられた家選びの休暇も2日間だけですぐに本州に帰らなければいけなかったので何も考えずすぐに決めてしまいました。
引っ越して住み始めたときは8月。全く問題なしでした。
でも冬になって驚きです。
朝起きて布団をたたむと下がびしょびしょ…。
最初は何が何だかわからなかったのですが、私がばかでした。
そうです。結露の現象ですよね。下が凄く冷え切っているのに、布団では私が寝ているので暖かくなっている。その温度差で結露が起きてしまっていたのです。
あーこんな世界があるんだー。そう思いました。
布団が水浸しになっていることに気づいたもののすぐに出張にでかけなければならず外出。出張から帰ってくると布団はカビだらけ。もうがっかりでした(*_*;
まとめ
いかがでしょうか?あまり雪の降らない地域に住んでいる人にとっては想像のつかないことが多いと思います。
今回は賃貸住宅の話題が中心ですが、一軒家の人は冬の間中雪下ろしや雪かきでほんとうに大変そうです。
そういう人と比べると私はマンションなのでだいぶ楽です。そういう立場で今回書いています。
慣れてしまえば冬を乗り切ることは可能なのですが、そう簡単に引っ越せるものでもないので、後悔しないために自分の生活にあったある程度の選択は必要ですね。
最後に:北海道への引越し費用を劇的に安くする裏ワザ
無事に住む家が決まったら、次は引越し業者の手配です。
本州から北海道への引越しは、トラックごとフェリーに乗るため「桁違いの料金」になります。さらに冬期間や雪解けシーズンは業者によって料金設定がバラバラです。絶対に1社の見積もりだけで即決してはいけません。
複数の業者を比較するだけで、数万円〜10万円以上も料金が変わることがざらにあります。まずはネットの無料一括見積もりで、一番安い業者の相場を把握しておくことを強くおすすめします。引越し代を賢く浮かせて、北海道の美味しい海鮮や冬の装備代に回してくださいね!
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