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知らなきゃ困る!~北海道の雪編・想像と現実のギャップ〜

この記事は約6分で読めます。

観光で冬の北海道に訪れたことがある人は既に体験していることがあるかもしれないですが、雪が多いだけと思うのは間違いですよね。

本気で死んでしまうと思った体験は何度もあります。

前もって知っていると危険に近づかないということもできるので、私の体験を少しご紹介したいと思います。

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北海道の雪は本当に怖い?

北海道というとやっぱり寒いとか雪というイメージは持っていると思います。

私の経験から言いますとやっぱり怖いです。

今日も札幌は吹雪いていて運転にはうんざりしていました。

この寒さで吹雪いて暗くなってくると何か凄く暗い気持ちになってきて何もしたくなくなります。

吹雪のホワイトアウト、ツルツル道路のブラックアイスバーン、わかっていてもいくら気を付けていても怖いです。

ただ忘れないで欲しいのは厳しい冬が終わらば過ごしやすい夏が来るということです(^^)

そうはいっても春や夏に観光で来るときには全く気にする必要はありませんが、冬の時期は覚悟と準備が必要ですね。

関連記事:さっぽろ雪まつり2019年1月15日現在の大通会場の風景・周辺を歩いて思う観光注意点

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想像していないことが普通に起こったはじめての北海道の冬体験

私の初めての北海道の冬は2日間で3回車を壊してしまう経験をしました。

1日目が夜だったため、2日目に1日で3枚の事故報告書を書きました(^^;

私はそれまで経験した事がなかったのですが、北海道の田舎道は自分の車のライト以外全く灯りがない、街灯がないんですよね(^^;

(実際には色々な環境で事情があったのですが)最初が道路から落ちた自損、そのあと2回目が交差点で止まりきれずに前方車両への追突、そして3回目は代車をぶつけられるという災難です。

幸いけが人がでたり公共物の破損などはなかったためまだ良かったのですがあの時は本当に雪の運転が怖くなりました。

あの時はこんなところに人が住む意味が分からないと思って何もかもが嫌で憂鬱だった時期でした。

北海道初めての冬体験は散々な記憶となっています。

しかし、人は慣れるもので今となってはゴールド免許を数年維持するまでになりました(^^)

雪道の運転は今でも緊張していますが、北海道という場所自体は楽しいです。

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体験しなければわからない!北海道の冬

雪が多いだけでしょ?実際に来てみるまではその程度の気持ちでした。

でも想像していたものと実際とは全く異なりました。

雪国生活を知らない私にはほんとうに過酷でした…。

  • 普通に歩いていてもつるつる滑る
  • 車は停車線に止まれずに交差点に飛び出す
  • 右折の車がきれいに曲がれずにガードレールに突っ込む
  • 道路の脇に積み上げられた雪がじゃまで左右の確認ができず、飛び出したら車が来てぎりぎりでかわす恐怖
  • 道路と平原との区別がつかず道路の下に落っこちる意外な落し穴
  • 吹雪で目の前の車が見えず追突しそうになる(ホワイトアウト)
  • 高速道路で前を走るバスやトラックが巻き上げる雪の影響で前が全く見えない
  • 雪に埋もれて車が動かない(雪山にも突っ込む)
  • わだちに車輪を取られて車が回転しそうになる
  • 駐車場の雪の段差を車が登れなかったため融かそうと思って熱湯をかけたらそのまま凍る

などなど、雪国生活を知らない人には他にもたくさん今までの人生で想像もしたことがない体験をすることがあると思います(^^;

関東にいたときには全く体験しない、想像もしない現実に直面しました。

最後の熱湯が凍る話ですが、こんな世界あるんですね!いくら熱湯をかけてもすぐに凍ってなんの役にも立たなかった時には本当に焦りました。というか笑いました(^^;

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関連記事:また大雪・来る前に知っておきたい北海道の車事情〜傾向と対策〜

冬に備えてどんな準備が必要か?

実は私は今までそんなにたいした備えはしていなかった気がします。

もちろん関東にいたころに使っていた裏がつるつるの革靴は冬にか絶対履きませんが、

コンビニで靴にはめる滑り止めがあると聞いても付けたことはありません。

(2018年2月追記)転んで足腰痛めたのを機につかってみました。簡易的な滑り止めでしたがだいぶいい感じで歩けます!

靴の滑り止めを買った記事はこちら⇒付ける付けない?北海道の冬の必需品?靴の滑り止めについて

雪用ではなくてもしっかりと裏に溝がついた靴を履いて重心を前にしてゆっくり歩く。

これでたいていは何とかなります。でも絶対ではありませんので心配な方は靴に滑り止めをつけるなり、スケートリンクでもしっかり滑らず歩けるような最近の靴を利用するのがいいでしょう。

昨年、一昨年と転ばずに生活できましたが、

ひどい年にはスーツを2着買ったのに転んで2着ともズボンが修正できないほど大きく裂けてしまったことがありました。

クレジットカードの請求が来る前に買ったスーツが使い物にならなくなるというとても残念な経験でした(^^;

車の場合の対策は、しっかり溝のあるスタッドレスタイヤで車間をとってゆっくり走るということでしょうか。

北海道の雪を体験したときほど、道路標識の速度制限の大事さを感じたことはありません。

あの速度を守らないと雪道の車制御はできないと思います!

北海道の冬に初めて観光・旅行で来て運転をする場合はしっかり注意してください。

関連記事:また大雪・来る前に知っておきたい北海道の車事情〜傾向と対策〜

雪国経験のない本州出身者でも冬の生活ができるのか?

こんな疑問はあるでしょう。

色々つらい経験はしましたが、私はなんとかなりました。

なるべく吹雪の時は外にでないようにしているということもありますが、私はこれまで道内の国道の中でもメインとなる道路の5分の1くらいの道路は雪道運転をしてきていると思います。

その上での何とかなったという判断です。

(ちなみに北海道内を月4000キロ以上6、7年くらい運転してましたが、現在は無事故無違反です(^^))

なかなかつらい雪ですが今私が冬でもなんとかやっていけるのはそれ以上の魅力が北海道にあるからかもしれません。

私は元々暑いことと人が込み合っていること、列に並ぶことなどがかなり嫌いなタイプでした。

ですのでその不満が解消されたことで、その代わりとして雪のつらさが我慢できるのかもしれません。

本州で苦しめられていたスギ花粉症がでなくなったのも大変良かったことです。

つらいことがあった後そうでないことが凄くうれしく感じることがあるように、
北海道の冬は大変であったとしても、その分北海道の春、夏、秋は最高だと思えますので、総合的にみると冬を経験しても北海道で生活したいと感じています。

あとは北海道内でも地域によって雪の量にもかなりばらつきがあるということも知っておいた方が良いでしょう。

何か不安な事などあればコメント欄でもお問合せページからでも何でも質問してください(^^)

関連記事:多いまち少ないまち・北海道の各地の降雪量について調べてみました

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