今年から札幌や北海道の他の地域のイベントを少しずつ体験しようと考えています。
さっぽろ雪まつりが終わって今後どんなイベントがあるかな?と考えていたところ思いついたのがYOSAKOIソーラン祭りです。
このYOSAKOIソーラン祭りはその時期になると札幌市内の色々なところで踊っているのを見かけることがありますし、すすきのなどまちも賑わいます。
テレビ放送もされるのでどんなことをやっているのかは知っているのですが、どんな人たちがどんな審査で選ばれてるのかなど何も知らなかったので調べてみました。
YOSAKOIソーラン祭りのはじまり
公式ページによると、高知県でおこなわれている「よさこい祭り」をルーツとして1992年にはじまったそうです。
これは予想の範囲でした。関東出身の私からすると高知の方が馴染みがあって、北海道に来る前は知らなかったのではと思います…。当時北海道は一生来ることがない土地くらいに思ってましたから(^^;
ちなみに高知の「よさこい祭り」は1954年から行われていて前夜祭から後夜祭まで今年は8月9日~12日で行われます。
よさこい祭りの踊りは「鳴子を鳴らし前進する踊りであること」という決まりがあるそうですが、
北海道のYOSAKOIソーラン祭りは
- 手に鳴子を持って踊ることの他に
- 曲にソーラン節のフレーズを入れること
というルールがあります。こちらも2つには増えますがシンプルなルールですよね。
まあ、私からすると鳴子ってなに?ソーラン節ってなに?ってところからはじまるのですが(;^_^A
鳴子は田畑で吊るして鳥を追い払うために使われていたもの。
ソーラン節は北海道の民謡の一つで漁師がニシン漁で歌っていた「ヤーレンソーランソーラン」という歌だそうです。
この耳に残るフレーズは確かに知ってましたね。北海道なんですねー(笑)
2018年第27回YOSAKOIソーラン祭りの開催期間
6月6日(水)~6月10日(日)の期間で行われます。
チーム参加の申し込みは2月28日で締め切られていますね。
当日練習だけで個人でも参加できる
これも私は全く知らなかったのですが、当日の練習だけで個人でも参加できる体験参加チームというのがあるそうで、こちらは6月9日に行われます。
当日手ぶらで行って鳴子と法被を受け取って45分程度の練習をして参加するそうです。
参加費は1人3000円で先着100名ですが参加するハードルは低くなりますね。事前受付が6月3日まで行われているそうですので興味がある方は詳しくは公式ページで確認してみてください。
市民審査員になることもできる
約110名の市民審査員も4月20日まで募集されています。
審査基準は「心動かされ感動するような演舞・表現であったか」です。
審査員になる基準も設けられていますし選ばれたことは祭り終了まで口外してはいけなくて、当日の審査内容についても話してはいけないそうです。厳格に行われていますね。
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どんなチームが参加してる?
参加チームは日本全国可能で海外からも参加していますね。
北海道でも札幌以外の参加もあって例えば私が記事にしている辺りだとざーっと見て昨年は下記のような地域で参加していました。
小樽商科大学“翔楽舞”( 小樽市)
美花月 (小樽市)
根室四島踊り隊 (根室市)
根室四島踊り隊 ジュニア (根室市)
薄荷童子 (北海道北見市)
北海道阿寒高等学校 YOSAKOI部 CRANES (釧路市阿寒町)
ミナオ・ドーレくしろ (北海道釧路市)
女満別龍舞隊 (網走郡大空町女満別)
本祭がYOSAKOIソーラン大賞を決定する審査が行われるパレード式の演舞(最大150人)で、地方車という車が必要になる。
U-40大会という40人未満のチームを対象とした審査があり、こちらはステージ形式なので地方車は不要。
ジュニア大会という中学生以下だけが参加できる大会もある。
などのくくりがあり、大賞に選ばれるチームだけが参加チームではないんですね。これも初めて知りました。
会場はどこ?
パレードが行われる西5丁目~10丁目の大通会場は有名ですよね。
ここでは観覧用に桟敷席(有料)もあるんですね。西5丁目、6丁目、7丁目に桟敷席が設置されています。4月16日(日)10時から販売開始となっていました。
大通会場の他にも約20会場くらいあって、これは毎年違います。
赤れんが前広場やサッポロファクトリー、大型スーパーやホームセンターの駐車場などあるようです。
車運転していても色々なところで見かけますよね。
踊り以外のイベントは?
まだ今年の詳しい情報はわかりませんが昨年の大通会場では北のふーどパークやアイスクリーム万博のイベントが行われています。
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YOSAKOIソーラン祭りを調べた結果
やっぱり何も知りませんでした(笑)私は10年以上もいて詳しいことはぜんぜん知らなかったです。
現在は観客が188万人くらいにもなるとても大きなイベントです。
参加しているかたのインタビューなどをみていると子どもから高齢の方まで「自分のできる踊りをすればいい」と毎年楽しんでいますね。
道内の他の地域からも多くの参加チームがあるというのもいいですね。札幌だけしか楽しめないというのではちょっと…ですから。
あと参加しようしているチームへのサポート体制がしっかりしているという印象もありました。
いざ参加しようと思っても踊りはどうしたらいいの?曲はどうしたらいいの?地方車は?衣装は?あるいは宿泊は?などやらなければいけないことがたくさんあると思うのですが、そのあたりは公式ページがしっかり作られていてサポートシステムができあがっている印象です。
この辺が25年以上も続いている理由の一つでもあるのでしょう。
私は踊れないですけど(^^;
6/10追記
2018年のYOSAKOIソーラン祭りの結果
27回YOSAKOIソーラン大賞・・・夢想漣えさし
準YOSAKOIソーラン大賞・・・新琴似天舞龍神、平岸天神
コメント
kaiさん ヨサコイソーランは私も見たこと無いですけど、若者たちが一生懸命取り組んでいるのを見ると感心しますね。国会議員なった長谷川さんが学生時代に仲間達と始めて拡大発展しているのは最近知りました。
小作様
コメントありがとうございます。
私はインドア派ですが(^ ^;
みんなで何かに取り組むのははじめは面倒に感じる時もあるんですけど始まってしまうと意外と楽しかったりしますよね。
開始当初は確か10チーム1000人、観客20万人くらいだったはずです。
今は約270チーム27000人ですから大きくなりましたね。