北海道生活は自分にとってプラスになったかマイナスになったか

このブログを書いているのはどんな人?

 

私は北海道での生活を始めて12年経ちました。

振り返ってみて北海道で生活したことが自分にとってプラスだったかマイナスだったのか。

これは間違いなくプラスです。

もちろん東京で暮らしていたころと比べて不便はたくさんあります。

それでも今までのところ来てよかったと感じています。

ただ北海道の生活にはうんざりという人も多くいることは事実だと思います。(これについては最後に少し触れようと思います)

 

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 なぜプラスだったと言えるのか

私は生まれてから29年間東京の実家で生活していました。

高校、大学、社会人

千葉県や神奈川県に通っていましたが関東からでることはありませんでした。

別にそれが悪いことだとも思っていなかったし、

生まれ育った地元のために何かをすることは良いことだと今でも思っています。

 

仕事の都合で生活を始めるため北海道に来た時に初めて飛行機に乗りました。

この時が人生初めてのフライトです。それだけ行動的な人間でもなかったということです。

 

初めての北海道での仕事のエリアはオホーツクエリアでした。

8月から来ていたので道路を運転しながら綺麗な景色を眺めて凄くいいところだなぁと感じました。

馬、牛がすぐ横にいる。広大な草原が目の前にある。そしてごみごみとしていない空間がある。

関東の生活では考えられなかったことです。

 

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ただし、夏の様子と比べると冬の生活はとても厳しい。

冬の始めはそこら中で道路の下に車が落ちている。事故も多い。

本当に大変な生活をしています。

 

しばらく北海道各地で仕事をしているある日のこと、東日本大震災が起きました。

この時私は釧路にいて駐車場に停めた車の中で電話をしていましたが、

電話の相手に「今日の強風は凄いです。車が揺れてます」と話したのを覚えています。

しばらく地震だと気づかず、強風だと思っていました。

釧路でもかなりの揺れでした。

地震の後しばらくして東京のニュースを耳にしました。

一番の被災地ではない東京でも電力不足や流通の混乱がありました。

恥ずかしながらこのときはじめて感じたのです。

「東京って他の地域に密接に関わってしかも支えられていたんだ」と。



最近では十勝の災害で全国的にポテトチップの生産ができなくなるというようなこともありましたよね。

私は東京で生まれ育って、東京がお金を稼いで日本を支えていると思っていました。

もちろんその一面はあると思いますが、その東京も他の地域に支えられている側面があるのです。

しかも、その支えてくれている地域では東京よりも不便な生活も当たり前。

雪が降って危険であっても外出しなくてはいけない人だっている。

関東を離れて初めてこのような生活を知りました。

自分の生活を支えてくれている土地の生活を知らなかったのです。

当たり前ですが、自分の生活は関わっている多くの人にお世話になっています。

自分の知らない土地の人にもお世話になり、支えられていたのです。それに気づかされました。

ある日実家に帰った時に同級生に会って、北海道の人が大変な生活をしている実情を話しました。

そのような生活を体験してみたらいいと伝えました。

でも、同級生の返答は「なんでそんな生活知る必要があるの?東京で生活してたらそんなこと知る必要ないでしょ?」でした。

そうなんです。

やっぱり東京だけで生活していたら何も気づかないんです。東京だけで全てが成り立つと思ってしまうんです。

私もそうだったのです。

こんなことを考えさせてくれたのが北海道での生活でした。

今は北海道に少しでも恩返しをしたいと考えています。

 

北海道の移住について考える・失敗と成功の考え方とは?

少し話が脱線してしまいました。

簡単に言ってしまうと、北海道での生活は大変です

当たり前ですよね?簡単に生活できる場所ならもっともっと人が多く住み着いているはずです。

でも、成功か失敗かを考えるときには、生活が大変かだけでは判断できないのではないでしょうか。

転職もそうですよね。

新しい職場に行くことによってそれまでの不満などが解消されればその転職は成功したと感じるはずです。

例え他の同僚が大変だと思っている職場であっても。

  • 人混みが嫌い
  • 満員電車が嫌い
  • 暑いのが苦手
  • 花粉症にうんざり

こんな私にとってはこの大部分が解決されました。

さらにいうと無感動無関心だった私が景色を眺めて、他の人にも見せてあげたいと思うようになりました。

 

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十勝でジャガイモを食べて、ジャガイモってこんなに美味しかったのかって感動しました。

新鮮な食べ物ってこんなに美味しいものなのだとわかりました。

だから私は前述の地震の際の「気づきがあった」という感情以外の面でも北海道生活には満足しています。

ただし、今の生活での不満点が解決されない人、北海道の方がより不満点が大きくなる人にとっては北海道生活は苦痛でしょう。

私も冬に実家に帰ると、雪もなくなんて生活しやすい所だろうと思ってしまいます。

でも私にとってそれ以上の充実感が北海道生活にはあるのです。

 

北海道で生活することで今までの不満点が解消されて、さらに自分の重視するものが北海道で得られる人にとっては北海道移住は成功でしょう。

 

転勤で北海道に来た私の同僚で「北海道は無理」という人がいます。しかしその理由で多いのは本人ではなくて奥さんの方が耐えられないというのものです。

奥さんは夫の仕事の都合でついて来ただけで周囲に知り合いがいない、しかも寒く辛い冬に孤独が一層深まってそれに耐えきれなくなってしまった、という話が多いです。

奥さんのために北海道を離れることを希望するというだけで、むしろ本人は北海道にいたいという人もいます。

私の知る北海道を離れたいという人のほとんどが家族の事情です。

本人は最初は嫌がっていても時が経つうちにこのまま北海道にいたいと気持ちが変化する人が多い印象です。会社での人間関係があるから家で一人で孤独になる奥さんとは感覚が違うのだと思います。

でも実際のところ本人だけで決められる訳ではないので家族が北海道の環境へ適応できるかどうかというのは北海道生活(移住)が成功するか失敗するかの重要な観点になる思います。

 

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